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運動よりいい治療を僕は知らない

[2022.10.03]

運動の効果
①ストレスを取り払う
ストレスは脳の働きを阻害し、不眠などさまざまな症状を招きます。運動を習慣できている人は、ストレスを感じた際のコルチゾールの分泌量が少なく、ストレスに対する抵抗力が高いといわれています。
ただし、ストレスに強くなるには、筋力トレーニングなどよりはランニングやスイミングなどの有酸素運動が良いとのことです。そして少なくとも20分、体力に余裕があれば30〜45分、習慣化して、週に3、4回は心拍数を上げるような運動がいいらしいです。

②集中力を上げる
運動後は集中力の改善に役立ちます。運動を終えた後はドーパミンの分泌量が上がり、その状態が数時間にわたって維持されます。運動後は頭に中がすっきりして集中力が高まり、心が穏やかになります。
ドーパミンの分泌量は、身体への負荷が大きいほど増えるので、この点でもウォーキングよりもランニングの方が良さそうです。日中の集中力を高めたいなら運動は朝に行う方がいいそうです。

③気分を上げる
運動は気持ちがふさぎがちな人やうつ病の人に効果があることがわかっています。
脳内にはセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンの3つの神経伝達物質があり、うつ病はこの3つが欠乏しています。抗うつ剤と似た効果が期待できるのが運動です。定期的に運動をすれば、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンが分泌される量は徐々に増えていき、効果も丸1日続くようになります。

④創造力を上げる
運動は発散的思考能力の向上に効果があることがわかっています。運動することによって、たくさんのアイデアを思い付き、独創的な発想を生み出しやすいそうです。

脳は運動で変わります。やらないよりはやったほうが絶対にいい。
もしするなら、できれば心拍数が上がる有酸素運動。そしてとにかく続けることが大切です。
人生を変えたければ、ぜひ運動習慣を。
 田中整形外科医院 院長 田中 秀

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