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痛覚変調性疼痛

[2023.06.21]

3ヶ月以上続く痛みで、傷害受容性疼痛でも神経障害性疼痛でもない痛みのことです。特に多いのが事故後の痛みだと思います。

けがや神経障害による痛み、人間関係から受ける強いストレスによっても、脳の神経回路が変化し、機能に変調をきたすことがあります。こうした痛みの原因が消え去っても、神経回路は変化したままなので、明確な原因がないまま痛みだけが残ります。

からだに異常や障害が認められないのに痛みが訴えられる、痛みが感じられるという状態。そのような痛みの背景には脳の中の変化が起こっています。

痛覚変調性疼痛の治療
第1選択は薬ではありません。
⭐︎患者教育
(神経生理学的機序を説明、治療戦略、現実的見込み)
セルフマネジメント奨励
身体・社会活動継続
良い生活習慣の維持
(身体活動・食事・体重管理・睡眠)
・心理療法(認知行動療法)
・精神医学的治療(うつ、不安、PTSDなど)
・理学療法
・薬物治療
 中枢神経作動薬(三環系抗うつ薬、SNRI、ガバペンチノイド)
 単剤・NSAIDsは効果が少ない
 オピオイドは避ける方が良い


対策というか、予防が一番で、そういう慢性疼痛になる前に対処することが大切だと思います。
痛みが取れていないのに、同じ治療をし続けない。経過をみて、適切に治療を変更していく。一般的な治療で効果がなければ、生活習慣を見直したり、ストレスケアをしたりしないと長引くと思われます。

気になる方は気軽にご相談ください。

田中整形外科医院 院長 田中 秀

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