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血圧の下げ方

[2023.06.16]

①運動
運動することで血流がよくなり体温があがる。
高血圧以外の慢性病にも効果あり。
できれば週の半分以上1日30分の有酸素運動。
水分をしっかりとる。

②菜食をしっかりとる
高血圧の原因が腸内環境の悪さや食事に含まれるミネラルバランスの悪さ、炎症の起こりやすい食材、調理法にあることが多い。

動物性食品はナトリウムやリンが多く、ともに血圧を上げる作用がある。また腸内の悪玉菌に代謝され血圧を上げる物質や炎症を起こす物質がつくられる。

植物性食品、特に野菜や果物にはカリウムやマグネシウムが多く、これらは血圧を下げる効果がある。
食物繊維は、腸内の善玉菌が血圧を下げる物質をつくったり、自律神経の働きを調整してくれる。
また植物に含まれるファイトケミカルには抗酸化作用や炎症を鎮める作用があり、血圧を下げ、動脈硬化も起こりにくくする。

野菜や果物、豆、穀物、種といった精製しないで食べる。
精製された砂糖や小麦粉、白米、油などは外側の色のついた部位が取り除かれており、そこには豊富なビタミンやミネラル、抗酸化物質が含まれている。

タンパク質も動物性を減らし、植物性を増やす。
飽和脂肪酸の肉よりオメガ3脂肪酸の魚をとる。

体内で炎症を起こす食材を減らす。
砂糖、果糖ブドウ糖液糖、精製された炭水化物、加工肉、植物性油の多く、動物性タンパク質、精製された穀物(とくに小麦)。
動脈硬化の一因となる。

③塩を変える
減塩に降圧効果はそこまでなく、極端な減塩より使用する塩を変えてみる。
精製塩ではなく、天然塩にはマグネシウムやカルシウム、硫黄、カリウムなど血圧を下げるように働くミネラルも1割ほど入っている。
塩を減らしすぎて体調不良になる人もいるため、まずは塩を変えることをおすすめ。

④深呼吸、瞑想
副交感神経を刺激して、緊張をほぐす。
自律神経を整えると、腎臓の働きもよくなる。
腎臓には血圧を調整する作用がある。

 

血圧が高いから、薬を飲む。その前に生活習慣見直しましょう☺️

薬を飲んで血圧を無理やり下げて、安心したところで、生活習慣は変わっていないため、動脈硬化はじわじわ進んでいます。

田中整形外科医院 院長 田中 秀

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