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ウィスコンシンカードソーティングテスト

[2024.07.08]

おはようございます。

認知機能検査ウィスコンシンカードソーティングテスト(WCST)をご紹介します😊

当院では、アンチエイジングドッグに取り入れている検査です。

 

ウィスコンシンカードソーティングテスト(WCST)は、神経心理学的な評価手法であり、認知機能のいくつかの側面を評価するために使用されます。

〜やり方〜
1. 画面上に基準カード(色、形、数が異なる4枚)が表示されます。
2. テストが始まると、画面上に1枚のカードが表示されます。
3. そのカードを基準カードのいずれかにドラッグアンドドロップします(色、形、数のどれかのルールに従って)。
4. カードを置いたら、正しいか間違っているかのフィードバックが表示されます。
5. フィードバックを元に正しいルール(色、形、数のどれか)を見つけ、同じルールで続けます。
6. 一定数正しく並べると、ルールが自動的に変更されます。新しいルールに適応し、再び正しいカードの並べ方を見つけます。

テストの結果は、エラーの数、試行回数、正解数などに基づいて評価され、認知機能のさまざまな側面が明らかになります。

言葉ではなかなか想像しづらいので、ネットで無料でインストールできますので、実際にやってみると理解しやすいです🤲

 

〜わかること〜
⭐︎実行機能
・柔軟性
 被験者が新しい規則に適応し、規則が変更された際に新しい規則を適用する能力を測定します。
・計画力
 タスクを計画し、目標を達成するためのステップを考える能力を評価します。

⭐︎抽象的思考
 被験者が抽象的な概念を理解し、それに基づいてタスクを遂行する能力を評価します。

⭐︎注意力と集中力
 被験者がタスクに集中し、注意を持続させる能力を測定します。

⭐︎問題解決能力
 新しい問題に対処し、適切な解決策を見つける能力を評価します。

⭐︎フラストレーション耐性
 被験者がタスク中に直面する困難や挫折に対する反応を観察します。

使用される場面
神経学的診断
 アルツハイマー病、前頭側頭型認知症、脳損傷、統合失調症、注意欠陥多動性障害(ADHD)など、さまざまな神経学的および精神的障害の診断および評価に用いられます。
リハビリテーションの評価
 リハビリテーションの進行状況を評価し、適切な治療法の選択に役立ちます。

気になる方は、お気軽にご相談ください☺️

田中整形外科医院 院長 田中 秀

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